手術から10年

毎年一回の定期健診のため整形外科へ

股関節のCT画像を見ながら、先生が「もう10年前やね」と。

もう、10年?びっくり。

臼蓋形成不全のため変形性股関節症の痛みで日常生活がおくれなくなっていた当時

T字杖を持ちながら幼稚園の親子遠足にも行ったよね。とても広い動物園に。

杖を持ちながらの買い物が大変だった。

杖を持っていたらすれ違う人になぜかお辞儀をされる。

色々と思い出します。

まだ手術していない脚、いつまでもつかな~?

もう手術はしたくない、って体が言ってる。

もし、手術することになったら人工股関節になるからね。

せっかく健康に産んでもらったのに、体の一部を取り除くのはやっぱり悲しい。

だから、傷み始めた股関節のこと、常に頭におきながら生きていくしかないよね。

今までは、痛みを邪魔もの扱いしていたけど

痛みはサインとして私に知らせてくれていた。

痛みよ ありがとう

痛いのによくがんばってるね

って、私の体にそう思えた日から

不思議と痛みが弱まっている。

と言ってもやっぱり痛いけど。

これからは丁寧に体の声をきいて

心を読み取り、自分に誠実に生きてゆく。

最近は生き方を考えることが多いな。







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